皆さんこんにちは(==)
たれめです!
今日は「拡張話法」について解説します。
ソーシャルワーカーは相談を受ける専門家ですので、聞き上手でなければなりませんよね!
でもどのように聞いたらいいのか、話が途絶えてしまうこともありませんか?
そういったかたは、今回の「拡張話法」を知って使っていきましょう(^^)
もちろんソーシャルワーカーではなく、普通の会話でも使えるものですので、一般のかたも参考にしてください!!
それではいきましょう(==)
聞き上手は印象良い!
話を聞くことは話すことよりも重要です!
人は誰しも自分に一番興味があるものです
特に悩みを抱えた相談者は、「自分のことを知って欲しい!」という気持ちでいます。
そのため相手がどんな人でどんな事に興味がありどんな価値観だろうと考え、関心を寄せることが重要なのです!!
それができると、相手は自分に興味を持ってもらっていると感じ、信頼関係を築くことができます(^^)
好かれるリアクション
まずはリアクションから。
相談者に対して、関心を持ってるということを伝えなくてはいけません。
それを示すためには、
以下のリアクションに注意しましょう(^^)
- ①表情
- ②声
- ③体全体
つまり、
顔で話を聞き、
感情を声に出し、
聞いているという姿勢で
リアクションする!ということです(^^)
ひとつずつ言うと、
表情というのは
視線や瞬き、笑顔などですね。
聞いている表情を作るためには、視線を合わせて目が真剣でいることですね。
ほとんど目で、人が話を聞いているかって分かりますよね。
ちゃんと聞いているという、目をしましょう!
あとは話の内容に合わせた表情です。
楽しい話であれば、笑顔。
辛い話であれば、辛い表情。
声というのは、
えー!とか、おー!とか感嘆語もありますね
また相槌として、なるほど!とか、そうだったんですね。辛かったですね。といったものです。
体全体というのは、
話を聞くとき、相談者に対して体を正面にしていますか?
横を向いたり、傾いて話を聞いていると、
「こいつ…聞いてねぇな」
ってなってしまいます。
また、身振り手振りのリアクションもあります
相手の話を広げる
先程話した通り、
人は誰しも自分が一番大切ですし、一番興味があるものです。
言い換えると、
自分のことを認めてほしい
わかってほしい
という欲求を持っています。
ということは、
自分のことをわかってくれる人を好きになる
ものです(^^)
うまく相手の話を引き出し、
広げていくことが好感を持たれ、
信頼関係ができていくのです!
拡張話法
今回の本題です。
相手の話を引き出すテクニックとして、
拡張話法というのがあります。
それは次の順序です
- 感嘆
- ↓
- 反復
- ↓
- 共感
- ↓
- 称賛
- ↓
- 質問
①感嘆
先程の「声」でお話しましたが、
へー!えー!?わー!
そうなんですか!?
といった感情の乗った声ですね。
結構侮れません…!
これを使うと相手は話に一層熱が入ってくれます。
すごく楽しく聞いてくれている。
しっかり悲しんでくれている。
といった共感を生みます。
②反復
相手の話を繰り返す。
例えば…
「○○病院で、診察拒否されたんだ」
↓
「そうですか…診察拒否されたんですね」
「昨日、リハビリで初めて自分の力で歩けたんだ」
↓
「えー!すごい!ご自身の力で歩けたんですね!」
③共感
ソーシャルワーカーではよく言われるところですね(^^)
相手の感情に寄り添う表現です。
「大変でしたね」
「辛かったですね」
「よく頑張っていましたもんね」
相手と同じ表情で、
内容によって使い分けます。
④称賛
相手を評価する表現です。
プラスのことを言われたときに、称賛します。
すごい!!さすがです!!
といった感じですが、
大げさなくらいで伝えると良いです。
⑤質問
いいタイミングで質問が入ると、
相手も気持ちよく答えることができます。
「それでどうなったんですか」
「そのときどんな気持ちだったんですか」
最後に
拡張話法は、相手の話を広げることを目的としています。
そのため、日頃のコミュニケーションや信頼関係を築いていくなかで必要な技法です。
ソーシャルワーカーが相談者の悩みを「掘り下げる」方法は、また別に上げていきたいと思います(^^)
冒頭でもお伝えした通り、
友人とのコミュニケーション、
職場でのコミュニケーションなどでも
めちゃくちゃ使える方法です。
ソーシャルワークの面接場面だけでなく、
日頃から意識してコミュニケーションして、聞き上手になりましょう(^^)!!
長くなりましたが、
お付き合いいただきありがとうございました!
たれめ(==)
今回の参考文献
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