【記録の書き方】〜実践で使える!相談援助職の記録フォーマット〜

記録
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実践で使える!相談援助職の記録の書き方!

相談援助職の記録とは

MSWのような相談援助職の記録は、他の保健医療職からみると『分かりにくい』『あいまい』『専門用語が分からない』といったものになりがちです。

記録は、他職種との共有であるし、法的義務のあるものです。情報開示にも対応するため、記録の内容は『明解で具体的』である、『専門用語、略語を避ける』ことが重要です。

しかし時間の限られたなか、考えながら書くのって難しいですよね〜…💦

皆さん一度は記録の書き方で悩んだと思います!

しかしこれを読めば、すぐに使えるフォーマットを学ぶことができます!!

是非最後まで見てください(^^)

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SOAPとは

フォーマットを用いてない職場のかたも多いかもしれませんが、SOAPは聞いたこと、見たことはありませんか?

看護師さんとかもよく使っていますね!

まずはSOAPから説明します。

S : subjective (主観的情報)

クライエントからみて主観的という意味。
主訴、クライエントの訴えや発言
真偽が定かでないものも含まれます

O : objective (客観的情報)

援助者が観察して得た情報
クライエントからみて客観的という意味。
他の専門家や家族の情報もここ。

A : assessment (アセスメント、見たて)

援助者が問題をどう捉えるか言語化したもの
支援計画の裏付けとなる見立て
所見、根拠を言語化する

P : plan (支援計画) 

目標、手段を分けて記入する
また長期的ゴール、短期的ゴールを設定する

以上がSOAP

実際にこれを使ってるところもあるでしょう
しかし書いてみると援助職の記録はこれでは書きにくいところがあります。

そう、面談の目的、何の話かを書くところがないのです。

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使えるフォーマット【CIRAP】

ここで本題です。
私がおすすめするフォーマット
CIRAPを紹介します。

C : content (内容)

面接で扱った『テーマ』
何の話だったのか。なにが起きたのか。

I : intervention (介入) 

援助職が問題解決にむけ、どう介入したのか。

R : response (反応)

クライエントが援助職からのアプローチに対してどのように対応したのか。

A : assessment (アセスメント、見たて)

P : plan (支援計画) 

SOAPを書いたことがあるかたなら、こちらのほうが書きやすいと思うでしょう!

最初に C (内容、テーマ)が書けるのでこれから何のことを書くのかまとまりやすくなります!

まとめ

相談援助職にとって、記録は日々の仕事の表すものであり、自分自身やクライエント、職場をも守るものでもあります。

相談援助職の記録は、読みにくい、書きにくいといった問題があります。

特に電子カルテが進むとこういった声は、増えるものです。

最もメジャーなフォーマットはSOAPです。
しかし、いったいどの項目に書けばいいのか、悩むことがあるでしょう。

その点、CIRAPを使えば、書きやすいだけでなく、先にテーマ、内容を記入することで、他職種はそこで要約を知ることができます。

今回参考にした本を、下に紹介していますので、是非手にとってみてください!

八木先生の本は、文字も大きく読みやすいです!
おすすめです(^^)

たれめ

この記事を書いたひと
たれめ

医療ソーシャルワーカー(MSW)15年目の僕が、みなさんの為になる情報を発信します。なるべくわかりやすいようにお伝え出来たらいいな(^^) 一般の困っているかた、医療や福祉に携わるかた、おなじ福祉職のかたなどに向け、医療や介護、生活や仕事に役立つ情報をぼちぼちと発信していきます!

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